放射線と健康について

放射線と健康

放射線を浴び、被ばくしてしまうと、健康に被害をもたらします。
放射線の影響は、それ自体が遺伝子の染色体を傷つける直接的影響と、活性酸素を生じさせてそれが身体に被害を及ぼす間接的影響があります。
一度に多量の放射線を浴びると、急性障害を引き起こします。線量によりますが急性障害には、骨髄症候群、消化管症候群、神経障害や肺炎などの急性放射線症候群や、一時的、もしくは恒久的な不妊といったものがあります。
後あと影響が出てくるものでは、放射線性白内障、胎児の奇形、加齢の促進、ガンや白血病などの悪性腫瘍があります。また、遺伝子の染色体異常を引き起こす遺伝的影響の懸念もあります。
低線量の被ばくに対しては、ある一定以下の線量であれば安全だとする意見と、少量であっても被ばくは悪影響であるという意見があり、今も結論は出ていません。国際放射線防護委員会では、低い線量の被ばくでも線量とガンや白血病の発症率が比例するとする直線しきい値なしモデルを採用しています。しかしこれでは厳しすぎるという立場の機関と、これでは過小評価だとする立場の機関があります。